花粉症の治療


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花粉症は早めの治療が大事

 

花粉症の症状があっても我慢していては症状が悪化し、

返って良くありません。

 

症状が軽いときであれば、抗ヒスタミン薬または抗アレルギー薬などで

治療すれば症状は十分に改善できます。

 

 

 

しかし、ひどい状態になってからでは

強力な治療が必要となってしまいます。

 

また、子どもやお年寄りでは、

効果の強い薬を投与することは副作用への影響が心配されるため、

あまりこの好ましくありません。

 

そのため花粉症の症状が出始めたら

出来るだけ早いうちの治療が大切です。

 

 

 

花粉症につかわれる点鼻薬や点眼薬

 

点鼻薬のうち、血管収縮剤というものは長期に渡り使用すると

効果が薄れたり、逆に血管が拡張してしまい

症状が悪化することもあります。

 

どうしても鼻づまりがひどくて眠れないときなど、

症状がひどいときだけ使うようにするほうが良いです。

 

また、小さな子どもには使用すべきものではありませんので

注意が必要です。

 

 

 

抗アレルギー薬や局所ステロイド薬、抗コリン薬は

長期に渡り使用しても効果が落ちることはあまりありません。

 

医師の指示に従って正しく使用するようにしましょう。

 

 

 

そして防腐剤が多く含まれる点眼薬は、薬剤のアレルギーにより

目がかゆくなることがあります。

 

医師から渡された点眼薬に防腐剤が入っていることは

あまりありませんが、

市販で売られている点眼薬には

少なからずこの防腐剤が入っています。

 

そのため出来るだけ防腐剤が入っていないものを選ぶ事が大切です。

 

 

 

花粉症の薬を飲んでいるときは

   お酒やタバコは控えるべき!

 

お酒のアルコールには血管を拡張させる作用がありますので、

鼻水が増えます。

 

その後、鼻の粘膜がむくみ、鼻づまりがひどくなります。

 

また、神経の働きを抑えてしまい、

薬の副作用である眠気が出やすくなったり、

肝臓の働きを低下させてしまい

花粉症にかかりやすくなったりします。

 

花粉が飛散する時季は

出来る限りお酒は控えたほうが良いでしょう。

 

 

 

そして、タバコの煙やニコチンを鼻から吸い込むと

粘膜の血管が拡張し、血管から血液の液体成分が大量に出てきます。

 

つまり、鼻水が出やすくなったり、ヒスタミン薬などの

薬の効果が得られなくなります。

 

また、タバコは鼻だけではなく喉や気管、

気管支の粘膜にも悪影響を与えるため、

症状を悪化させる原因となってしまいます。

 

 

 

タバコは自分だけではなく周囲の人にも悪影響を与えます。

 

周囲の人がツライ想いをしない為にも

タバコは控えたほうが良いでしょう。


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